「おはよう!」とバスを降りてきた年少組の子どもに声をかけると、帽子の前の縁をおろしてうつむいてしまいました。同じバスに乗り合わせていた年長組の子どもに手を引かれて、ぎこちなく歩きながら保育室の方に足を速めました。「園長先生、おはようございます!」と元気な声に振り向くと、うさぎ組(満三歳児クラス)から上がってきた子どもでした。入園式の翌日の今日、年少組から勝山幼稚園に入ってくる子どもたちにとっては、昨晩から、いやもっともっと前の日から、不安と期待の気持ちが浮き沈みしながら今日を迎えたことと思います。
年少組の保育室では、担任教師が一人ひとりの子どもを紹介していました。ちょこっと頭を下げる子ども、ずっと下を向いたままの子ども、紹介される間ニコニコと嬉しそうな顔の子ども、・・・初日の今日の子どもたちの顔は様々でした。明日から再び展開されるドラマが楽しみです。
目次