「幼稚園なんか、ぶっ壊してやる!」「園長をぶっとばす!」と今日もひとりの子どもが大きな声で言いながらわたしの方にやってきました。ここで「なんて失礼ことを言うんだ!そんな汚い言葉遣いはやめさせよう!」なんてムキになって子どもに向かっていったら、子どもの思うつぼにはまってしまいます。「あれ〜っ、園長が大事にしている幼稚園なんだから壊さないでよ!園長はこの幼稚園大好きなんだから!」「園長をぶっとばす?!簡単には園長をぶっとばせないよ!園長は○○ちゃん、大好きだよ!」と彼の正面に向かい合いながら言うと、「へっへっへ〜!」とニヤニヤ笑いながら立ち去っていきました。子どもがいわゆる「乱暴な言葉」を使っているときには、多くの場合は「僕の方を向いて、わたしの方を向いて」のサインです。大人が眉をひそめるような目立つ言葉を使って、相手をしてほしい大人の注意と関心を引きつけようとしています。決して悪態は意図的なものではなく、本能的なものです。子どもから「きたない言葉」を言われたとき、一瞬腹が立つこともあるでしょうが、一呼吸を置いて子どもと関わってください。幼稚園を卒園する頃には、いつの間にか、このような言葉は使わなくなるでしょう。(写真は今日の「ひよこ組」(未就園児の集まり)。次回は5月30日水曜日午前10時〜11時半です。)
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