年長の子どもたちの卒園の思い出

年長の子どもたちの卒園の思い出の一つに何かできないだろうかという思いから、年長組の教師達は「たまねぎの皮染め」を思いつきました。ところがタマネギの皮を集めるのが一苦労！いろんな人達に声をかけて、「お料理でたまねぎを使うときには、取り置きを！」とお願いして、何とか集まりました。火曜日に実施する予定でしたがあいにくの雨・・・今日になりました。園長は朝６時に起きて、コンロを用意して、二つの大きな寸胴鍋に湯を沸かし、集まったタマネギの皮を二つの鍋に入れて、コトコトと１時間ほど煮て色を出し、あらかじめ子どもたちがゴムで数カ所縛った袋を鍋に入れて、またコトコトと弱火で１時間ほど煮込みました。２バスが着いた９時半過ぎに、年長組の子どもたち全員が園庭にやってきて、鍋に入ってほどよく茶色に染まった袋を見て、「ワァ〜」と驚いていました。にょうばん液の中に入れて色を定着させ、自分の袋を受け取った子どもたちは一人ひとりゴムをほどいて水洗い・・・見事に世界にひとつだけのオリジナル袋が完成しました。いまは園庭につり下げて干しています。お手伝いをしてくださったお母さん達、ありがとうございました。