我が家の3人の息子たちは「内面(うちづら)」と「外面(そとづら)」が大いに異なっていました。中学に入った息子の初めての個人懇談のとき、「お宅の息子さんは率先して掃除をするし、頼まれたことは確実にするし、・・・そんなわけでクラスのみんなから信頼されています。・・・」と教師から言われて、思わず「先生、待ってください!それは誰のことですか?我が家の息子が家で掃除をしているのを見たことがないし、親からの頼まれ事をすんなりと引き受けたことなどありません。家ではダラダラしているし・・・。もしかしたら他の生徒と間違っていませんか?!」と聞き返したことがあります。
幼稚園の子どもたちも、家での様子と、幼稚園の様子が大いに異なっている子どもがいます。それでいいのだろうと思います。「うち」と「そと」の区別をつけながら、自分の振る舞いを身につけながら成長しているのだろうと思います。テキパキと動いていた子どもが母親の顔を見るなりダラリとくずれるのをよく見かけます。(写真は今日の年中組の総合公園への園外保育の一こま。ジャングルジムでしばらく遊んだ後、山の上のお城に向かっているところです。)
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