晴れた日の午前中の自由遊びの時

晴れた日の午前中の自由遊びの時間、園庭に立っていると一人の子がいつの間にかわたしのそばにいます。そして、わたしの腰に手を回します。「どうしたん？」と、その子の顔を見ると、両手を伸ばします。「あいよ！」と抱き上げると、笑顔になりました。「重たくなったなぁ！年少さんのときは軽かったのに・・・！」と言うと、その子はわたしの肩に顔を埋めました。しばらく抱っこをしていました。段々と重たくなったので、ベンチに座り、膝の上にその子を乗せていました。時々、顔を見合せながら、微笑みを交わし・・・そのうちに部屋に帰る合図のタンバリンが叩かれました。その子はすぐにわたしの膝から降りて、小走りで部屋に戻っていきました。その子の後ろ姿を見送りながら、心が熱くなったのはどうしてでしょう？（写真は「満３歳児クラスうさぎ組」でのクッキー作りの様子）