三瀬– Author –

朝の門番を終えて園庭を歩いていると、「園長、まだ、せんの？」と言われ、「手伝ってくれる？！」とお願いすると、「うん！みんな、おいで！」と子どもたち声をかけてくれて、手伝ってくれました。今日のほどよい風に、鯉たちはきもちよさそうに泳いでい...

年少組の子どもたちが園庭に出ている時間に、年長組の子どもたちも出るようになりました。年長の子どもが年少の子どもをお世話をするという関わりを持ってもらいたいという願いからです。ブランコのところを何気なく振り返ると、ほほえましい光景が展開さ...

今日のような陽気に誘われると、子どもたちは水場のところになぜか座り込みます。昨夜の雨が残した水たまりを部屋の前に見つけたひとりの子どもが、両手を水たまりの中に入れてかき回していると、そこに流れている楽しい空気が周囲に伝わり、ひとり、ふた...

「園長先生〜！」と呼ぶ声がするので、振り返ってみると、台の下に潜り込んで遊んでいる子どもでした。スコップやお皿やコップを持ち込み、ご機嫌でした。

鯉のぼりを倉庫から出しました。箱を抱えてポールに向かっていると、子どもたちは箱に描かれた絵で「鯉のぼり」を分かり、「それどうするん？」と言いながら、何人もがついてきました。「それじゃ、手伝って！最初に吹き流し。」「吹き流しって、なに、ど...

幼稚園の園庭にある遊具の中で、教師が一番に気をつけて見ている遊具は「回転遊具」です。面白さと、スリルと、危険は、隣り合わせです。遊具が回転しているときに、見ていた子どもが途中で乗りたいときには「乗せて！」と声をかけ、その声を聞いたときに...

昨日は冬に逆戻りしたみたいで、寒さに震えていました。今日は打って変わって、ポカポカ陽気！砂場の前にゴザを敷いて、その上に座り込み、ままごと遊びです。「園長も、ここに座りたい？」と誘ってくれました。

「ほらっ、まだのりがちゃんとついてないよ。そこに貼るのと違うよ。・・・はってあげよか・・・ちゃんとできたじゃない！」。年長組の部屋ではこいのぼりのふきながしを作っていました。お世話を受ける子どもと、お世話をする子供、・・・暖かい空気が流...

わたしの膝の上に座って、「おうちにかえる！」と泣き続ける子どもも、ピアノが鳴り出すと泣くのをやめて、何が起ころうとしているのか他の子どもたちの動きをキョロキョロと追いかけます。「一緒に踊ろうか！？」と誘うと、彼も立ち上がり、「むすんで、...

年少組の部屋をたずねました。今日は午前中、雨模様で子どもたちは外に出ることができず、部屋の中で遊んでいました。ブロックで遊ぶ子ども、ロッカーの前で座り込んでいる子ども、お人形で遊んでいる子ども、・・・まだまだ友達と一緒に遊ぶということに...