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立腰教育~「心」と「体」のバランスを~

「立腰(りつよう)」とは、腰骨を立てて背すじをシャンと伸ばし、正しい姿勢で座ること。
この姿勢が整うことで、心が落ち着き、集中力も高まり、物事に真剣に向き合う力が育ちます。
立腰をするときには、呼吸を整え、心を静かにする時間を大切にしています。良い姿勢は、良い心と良い学びの姿勢につながります。
この「立腰」の考え方を、実生活やスポーツの世界で実践し大きな成果をあげた人のひとりが、プロ野球で現在メジャーリーガーとして有名な大谷翔平選手です。
大谷選手は子供の頃から姿勢や生活習慣を大切にし、日々の小さな積み重ねを通して夢を叶えてきました。正しい姿勢を保つことで、集中力や心の落ち着きが養われ、それがプレーにも、人としての在り方にもつながっていると言えます。
この勝山幼稚園でも、日々の生活や遊びの中で、子どもたちが自然と「立腰」を身につけていけるよう、一人ひとりに寄り添いながら優しく丁寧に関わっています。

人と人との心をつなぐ第一歩。コミュニケーションのきっかけです。「おはようございます」「ありがとう」「ごめんなさい」が自然に言える子どもに。

呼ばれたら元気よく「ハイ!」。素直な心と人を大切にする気持ちを育みます。

行動には必ず終わりがあるということを知り、規律、けじめある行動が身に付きます。
心は環境に左右されやすいものです。環境を整えることで心も整います。

椅子を入れる動作は、立つ、座るの切り替えです。
このことで、「静」と「動」の気持ちのけじめをつけることになります。